可食プリンターの導入を検討するにあたり、どのような製品を選べばいいのかと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。Mastermindの可食プリンターは、カフェや和洋菓子店など、様々な食品への印刷で活躍している店舗用の印刷プリンターです。こちらでは店舗用製品の紹介と、可食インクの賞味期限・保管方法について解説いたします。
カフェでも使用されている!Mastermindの店舗用製品をご紹介
カフェやレストラン、洋菓子店、和菓子店などで使用されているフードプリンターをご紹介いたします。
MMP-F13
従来型と同様の生産性を維持しながら、設置面積をコンパクトにした印刷プリンターです。操作性・機能性・メンテナンス性が向上したことで、より扱いやすいフードプリンターとして、多くの和洋菓子店で導入されています。
見やすく扱いやすいタッチパネルを使用し、素材とプリントヘッドとの接触防止のため、センサーで素材を感知して高さを自動調整できます。さらに、フロントカバーを広く開口することで、お手入れも簡単にできるようになっています。チョコレートや写真ケーキ、ラテ、最中への印刷など、様々な食品への印刷に活躍している印刷プリンターです。
Printing Method | Piezoelectric Inkjet |
---|---|
Print Resolution | 360~2880dpi・4 Steps |
Printing Material Thickness | Maximum 125mm |
Printing Area | 329×483mm |
Print Speed | 7色モード:最大サイズ720dpi・片方向で約2分20秒 4色モード:最大サイズ720dpi・片方向で約1分10秒 |
Ink Composition | 7色モード:青・赤・黄・黒・淡青・淡赤・淡黒 4色モード:青・赤・黄・黒 |
Ink Supply Method | 各色独立インクボトル(内容量125ml) |
Ink Type | 合成色素インク7色/4色・天然色素インク4色 |
MMP-560Li
真のフードプリンターとして活躍するMMP-560Liは、最速毎分40mの圧倒的なプリントスピードが自慢です。既存のライン設備に対するスピード調整も容易に行えます。5cm大の素材を1cm等間隔で並べた場合、1分間に660個のプリントが可能となっています。
Printing Method | line-head single-pass method |
---|---|
Print Resolution | 360×720dpi |
Printing Material Thickness | Max. 60 mm |
Printing area (width) | 56mm |
Print Speed | 最速毎分40m |
Ink Supply Method | 4-colour independent bottle supply |
MMP-F13BC
最新型フードプリンター「MMP-F13」をベースに、コンベア仕様にしたモデルがMMP-F13BCです。MMP-F13と同様、操作性・機能性・メンテナンス性に優れており、コンベア仕様にすることで、より生産数を向上させました。
Printing Method | Piezoelectric Inkjet |
---|---|
Print Resolution | 360~2880dpi・4 Steps |
Printing Material Thickness | Max. 100 mm |
Print width and conveyor length | 最大315mm幅・2,100mm長 |
Printable material dimensions | 幅315mm×長さ483mm×高さ100mm以内 |
Print Speed | 7色モード:最大サイズ720dpi・片方向で約2分20秒 4色モード:最大サイズ720dpi・片方向で約1分10秒 |
Ink Composition | 7色モード:青・赤・黄・黒・淡青・淡赤・淡黒 4色モード:青・赤・黄・黒 |
Ink Supply Method | 各色独立インクボトル(内容量125ml) |
Ink Type | 合成色素可食インク7色/4色・天然色素可食インク4色 |
可食インクの賞味期限・保管方法
フードプリンターで使用する可食インクは、種類によって賞味期限や保管方法が異なります。
可食インクの賞味期限
可食インクは「インク」ですが、口に入れるため食品と同じ扱いとなるので、賞味期限があります。クチナシ黄色素やクチナシ青色素、ベニコウジ色素、イカスミなどを使用した天然色素インクの一般的な賞味期限は3ヶ月ほどです。また、食用青色1号や食用黄色4号、食用赤色102号、食用赤色106号などを使用した合成色素インクの賞味期限は、一般的に1年程度となっています。
ただし、どちらも開封後は早めの使用が推奨されています。同じ可食インクでも、天然と合成では賞味期限に大きな差があるので、使用する商品やコストに合わせて適切なインクを選びましょう。
可食インクの保存方法
食品と同じ扱いになる可食インクは、食品衛生法に基づいた配慮が必要です。そのため、正しい保管方法を把握しておくことも大切です。可食インクの種類によって保管方法は異なります。例えば、インクカートリッジタイプの場合、カートリッジにマイクロチップがついており、故障を防ぐために冷凍や冷蔵ができません。また、ボトルタイプも、インクが分離するおそれがあるため、冷凍できない点に注意が必要です。
一般的に、可食インクは冷暗所での保管となります。記載されている保管方法を確認したうえで、正しく保管しましょう。
店舗に可食プリンターの導入はおすすめ!
可食プリンターの導入をお考えなら、開発・製造・販売・メンテナンスまで一貫して行うMastermindの製品をご検討ください。人気製品の「MMP-F13」はコンパクトなモデルのため、和洋菓子店はもちろん、カフェやレストランにも導入されております。可食プリンターを新商品の開発や製造などにお役立ていただければ幸いです。