3Dフードプリンターの登場によって、その技術や値段・価格が注目を集めました。そもそもフードプリンターはどのように発展してきたのでしょうか?ここでは、フードプリンターの発展と、3Dフードプリンターの今後の展望についてご紹介いたします。
フードプリンターの発展 日本では2015年が転機に
フードプリンターは以前から主に業務用として、クッキーやせんべいへの文字やロゴの印刷の他、写真を印刷したシートやチョコレートをデコレーションした写真ケーキの製作などに用いられてきました。
そのため、フードプリンターは「食べ物に印刷する」という意味で使われてきましたが、3Dフードプリンターの登場により、フードプリンターは「食べ物に印刷する」から、「食べ物を印刷する」に進化を遂げています。
3Dフードプリンターで立体的な食品に印刷できる!
3Dフードプリンターはその名のとおり、食品を立体で出力するプリンターです。3Dフードプリンターも一般的な3Dプリンターと同じように、材料の入ったカートリッジをセットすると、材料を水や油と混ぜ合わせたり、積み重ねたりすることで、立体的に食品を作り出します。
野菜や肉を裏ごししたものや、粉末やペースト状にした穀物などの材料をセットするだけで、あらかじめ登録したレシピ通りに食品を作るので、誰でも簡単にレシピの味を再現することができるのです。
日本で注目されはじめた転機は2015年
日本で3Dフードプリンターの注目が集まるきっかけとなったのは、2015年に開催されたフードショーです。3Dプリンターを手掛けるメーカーが、和洋菓子などの食品を3Dフードプリンターで立体的に出力し、一躍話題となりました。
今はまだ、3Dフードプリンターの価格は高額で、簡単に導入することはできません。そのため、現在でも和洋菓子店やカフェなどの業種を中心に、「食べ物に印刷する」フードプリンターが活躍しています。
今後、3Dフードプリンターの需要が高まり、本体や食品の製造に必要な付属品の値段が下がると、様々な業種に普及していくと予想されるので、街中のお店でも3Dフードプリンターを見られるかもしれません。
3Dフードプリンターが導く食の未来と今後の展望
「でも値段が高額…」そんなときはMastermindに相談してみよう
3Dフードプリンターはこれからますます発展するため、従来のフードプリンターのように和洋菓子などの制作だけではなく、様々なシーンで活躍することが予想されます。
介護食の製造
3Dフードプリンターを使った食品作りでは、肉や魚、野菜や豆腐など、様々な材料を組み合わせた、栄養バランスのとれた料理を作ることができます。そのため、3Dフードプリンターを使うことで、噛む力や飲み込む力が弱くなった高齢者に、栄養バランスのとれたやわらかい料理を簡単に提供することが可能となります。
3Dフードプリンターを使った介護食の製造に向けて、介護食用の3Dフードプリンターや、3Dフードプリンターで使用できる「米ゲル」の開発などが、官民一体で進められています。
食糧危機の緩和
3Dフードプリンターは、食糧危機の緩和にも貢献できると考えられています。気候変動や紛争、経済危機などが原因で、世界規模で食糧危機が訪れるといわれていますが、大豆や小麦、米やとうもろこしなどの材料があれば、3Dフードプリンターを使って大量に食品を作ることができます。
宇宙食の製造
3Dフードプリンターを宇宙船に持ち込めば、宇宙の過酷な状況で暮らす宇宙飛行士が、できたての料理を食べることができます。
出張レストラン
3Dフードプリンターは、誰でも簡単にレシピ通りの食品を製造できることが大きな魅力です。3Dフードプリンターの開発が進み、小型化が実現できれば、シェフではなく3Dフードプリンターをお客様のもとに届けるだけで、自宅に居ながらレストランの食事を楽しむことができます。
ご紹介した3Dフードプリンターは値段も高く、それほど普及していないため、まずはMastermindが提供するフードプリンターの技術を自社製品に取り入れることから始めてみませんか?Mastermindは店舗用や業務用のフードプリンターの開発・製造から、販売・メンテナンスまで一貫して行っておりますので、導入後も安心してご使用いただけます。
フードプリンターの機能や値段のご相談はMastermindへ!
フードプリンターの導入をお考えなら、Mastermindに機能や値段をご相談ください。Mastermindのフードプリンターは、ご当地キャラを印刷したクッキーやせんべい、ホワイトチョコへ印刷する感謝状ケーキなど、様々なオリジナル製品の開発・製作にお役立ていただいております。
フードプリンターの機種によって、性能や値段が異なりますので、機種選びでお悩みの場合は、お気軽にMastermindまでお問い合わせください。